今回は奈良県奈良市にある霊山寺です。
奈良市とは言っても近鉄奈良駅辺りから西へ約8km離れた所にあります。
霊山寺の最寄り駅は近鉄奈良線の富雄駅です。
大阪方面からだと
大阪難波駅⇒快速急行で約21分⇒生駒駅
生駒駅で普通に乗り換え
生駒駅⇒普通で約5分⇒富雄駅
奈良方面からだと
近鉄奈良駅⇒普通で約15分
富雄駅の東口から霊山寺方面へ奈良交通のバスが一時間に一本の割合で走っています。
富雄駅バス乗り場の1番乗り場出る50番系統の『若草台』行きのバスに乗ってください。
約7分、四つ目のバス停が『霊山寺』です。
運賃は大人220円です。
ICカードが使えます。乗る時にタッチしてください。
現金の場合は、先払いでお釣りの出ない両替タイプです。
富雄駅西口から徒歩でも行けますが、片道は約30分かかります。
富雄駅の西口を出ると目の前に富雄川が流れているので、『新富雄橋』交差点方面の左側に進みます。
阪奈道路のバイパスを越え
『黒谷橋東詰』交差点の右側に霊山寺の看板が出てきます。
これをまだ直進します。
『霊山寺』の交差点が出てくるとあと少しです!
この交差点を右に曲がります。
この辺りから富雄川にかかる赤い欄干の橋が見えてきます。
この橋は霊山寺橋と呼ばれ、これを渡ると霊山寺に到着します。
霊山寺のバス停もこの辺りにあります。
霊山寺橋を渡ると灯籠のある辺りに駐車場があります。
この駐車場の左上に幸せを呼ぶ鐘があります。
鳴らすと幸せが来るのでしょうか?
ご近所に配慮して昼間に鐘を撞くことを許されています。
お寺には珍しい朱塗りの鳥居です。
ちなみに鳥居には『大辯才天』と書かれています。
辯才天(弁財天)を祀る社は明治時代の神仏分離の時に多くは神社になりましたが、京都市伏見区の長建寺や琵琶湖に浮かぶ竹生島にある宝厳寺などは辯才天を祀る寺院として現在に至っています。
この鳥居の前に拝観受付があります。
この鳥居の近くにバラ庭園があります。
参拝した日は薔薇は咲いていませんでしたが、見頃の5〜6月、10〜11月にはたくさんの薔薇が咲き楽しませてくれるでしょう!
参道を奥に進みます。
この辺りの左側に仙人亭というお食事処や薬師湯殿という浴場があります。
小野富人(小野妹子の息子)が薬草風呂を造り、里人を癒したのが始まりといわれています。
ご参拝の疲れも癒されることでしょう!
(入湯料:大人600円、小人300円)
本堂への参道の右側に八体仏霊場があります。
十二支と星座を組み合わせて出来た八体の菩薩像が並んでいます。
ちなみに私はうさぎ年産まれなので文殊菩薩様です。
参道には小川も流れ綺麗です。
参道から長い石段を登ると
国宝に指定されている本堂に到着します。
御本尊に薬師如来、日光菩薩、月光菩薩は秘仏として公開されていませんが、5月の第三日曜日と10〜11月には特別に公開されます。
本堂の前には重要文化財の鍾楼があります。
室町時代初期に造られたものです。
本堂の左側に本山寺務所があります。
こちらで御朱印がいただけます。
この本山寺務所にも梅が咲き始めていました。
本堂の反対側に重要文化財の三重塔があります。
高さ17メートルあり、1283年頃に建てられたといわれています。
霊山寺の御朱印です。
御本尊の薬師如来と書かれています。
バラが見頃になった時に行きました!
ぜひこちらもご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
〇最寄駅
近鉄奈良線 富雄駅(A19)
⇒バス約7分
〇拝観時間
10:00〜16:00
※バラ園は8:00〜17:00
〇参拝日
2017年2月23日
〇拝観料
大人500円、小人250円
※ただしバラの見頃の5〜6月、10〜11月は大人800円、小人400円
〇巡礼
神仏霊場巡礼の道 第28番(奈良15番)
大和十三仏霊場 第10番
仏塔古寺十八尊 第5番
西国薬師四十九霊場 第2番 など
〇駐車場
あり(無料)