今回も紅葉が有名な名所をご紹介します。
京都市左京区にある禅林寺です。
禅林寺という名前より永観堂という名前の方がよく知られています。
禅林寺への最寄り駅も京都市営地下鉄の蹴上駅です。
大阪方面からだと
淀屋橋駅⇒特急で約50分⇒三条駅
三条駅で京都市営地下鉄(三条京阪駅)に乗り換え
三条京阪駅⇒約4分⇒蹴上駅
蹴上インクラインのトンネルを抜け
南禅寺を抜け、禅林寺を目指します。
南禅寺の近くに永観堂(禅林寺)への案内が出ています。
禅林寺への道のりは狭く、車が後方からたくさん来ますのでご注意ください。
南禅寺から5分ぐらいで禅林寺に到着します。
こちらが禅林寺の総門で、禅林寺への入り口となります。
1840年に建てられたとされています。
総門をくぐった所の紅葉も程よく色づいていました。
禅林寺の観光バスの駐車場は総門をくぐった左側にあるので、観光バスが総門をくぐります。
後方にはご注意ください。
拝観受付を行ない中門をくぐります。
1713年に建てられました。
中門から入るとまず最初の見どころである鶴寿台が見ることが出来ます。
鶴寿台の大きな屋根と紅葉が綺麗です!
訪れた時の紅葉情報では『色づきはじめ』でしたが、紅く染まっている葉も多かったです。(撮影2017年11月3日)
青い部分が残っている方が好きなので、良い写真が撮れました!
鶴寿台の奥にある大玄関と呼ばれる諸堂入口から靴を脱いで中に入ります。
禅林寺の納経所はこの大玄関を入った所にあります。
中に入ると釈迦堂の前にある庭園を見ることが出来ます。
五正色幕(ごせいじきまく)の向こうに見えるのは
(逆光で見にくいですが)唐門の前の石庭です。
のんびり座って...と言いたいですが、禅林寺はとても広いので次に向かいます(笑)
釈迦堂から廊下を進むと御影堂に到着します。
法然上人を祀っていて、禅林寺の中で最大のお堂です。
御影堂から本堂の阿弥陀堂まではかなり急な階段が続きます。
しかし禅林寺の随所にリフトやエレベーターがあるので、ご高齢の参拝者も安心して参拝できます。
途中、右に行くと阿弥陀堂、左に行くと開山堂に分かれている所がありそこに水琴窟があります。
中に水を入れると、音が反射して美しい音色を聞くことが出来ます。
周りを歩く人の足音で聞こえにくい場合がありますが...(笑)
水琴窟から左に行くと臥龍廊と行く階段を登り、開山堂に向かいます。
この臥龍廊はとてもきつい階段で、エレベーターなどはついていません。
水琴窟から右に行くと、本堂の阿弥陀堂です。
参拝した日の出口は先ほどの大玄関まで戻りましたが、阿弥陀堂の前の階段が出口になることもあります。
画像は出口から出た後に撮影しました。
1607年に四天王寺から移築されたもので、重要文化財の阿弥陀如来立像をご本尊としています。
「みかえり阿弥陀」という名前が有名で、金色の厨子に頭を左側に向けている姿を間近で見ることが出来ます。
もちろん撮影は出来ませんので禅林寺の入り口にあったポスターでしか紹介出来ませんが、実際に見るととても美しい姿を見ることが出来ます。
大玄関を出て順路を進んでいると、先ほど内側から見ていた唐門を外から見ることが出来ます。
唐門は1830年に建てられました。
まだ余力があれば禅林寺の多宝塔を目指してみてはいかがでしょうか?
釈迦堂と御影堂の廊下の下をくぐり、登り階段を約5分で到着します。
多宝塔に近づくと、近すぎて撮影しづらいですが1928年に建てられた立派な二重塔です。
ここからは京都の街が一望出来ます!
阿弥陀堂から出口の方に向かうと、大きな放生池と呼ばれる池があります。
この極楽橋の辺りからの眺めが良く、撮影スポットになっています。
極楽橋を過ぎて東山の方を見ると、先ほどの多宝塔が山のふもとに見えます。
紅葉に囲まれた多宝塔も見どころで、撮影スポットになっています。
もう少し紅葉が進めば、もっと良い写真が撮れるかも知れません...
放生池には弁天様を祀る弁天社があり、橋を渡って近くに行くことが出来ます。
水面に映る紅葉も美しいです。
放生池の辺りに茶店があり、団子や抹茶などが販売され食べることが出来ます。
帰りに夕日を浴びて、紅葉が綺麗に照らされていました!
禅林寺(永観堂)の紅葉の見頃は11月中旬から下旬ごろです。
京都でも有名な紅葉のお寺へ参拝してください♪
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
〇最寄り駅
京都市営地下鉄 蹴上駅(T09)
⇒徒歩15分
〇拝観時間
9:00〜17:00(16:00受付終了)
※紅葉の時節は夜間拝観あり
〇参拝日
2017年11月3日
〇拝観料
大人600円、小学生・中学生・高校生400円
※団体割引あり
〇巡礼
法然上人二十五霊跡 番外札所
〇駐車場
なし